
結論から言うと、リゾートバイトでかかる税金は、
- 所得税
- 住民税
この2つのみになります。が、リゾートバイトで稼いだ金額によって支払いの義務が生じるかが変わります。
そこでこの記事では、あなたが税金を支払い必要があるのかどうか解説していきます。
いくらから払うの?リゾートバイトの税金事情
年収(所得) | 所得税 | 住民税 |
100万円未満 | ×(義務なし) | × |
100万円 | × | ○ |
103万円以上 | ○(義務あり) | ○ |
どちらも支払い義務が生じるのは、「103万円以上稼いだ年」になります。
これはリゾートバイトだけでなく、他の所得を合算した年収を指します。ですので、アルバイトを掛け持ちして年収103万円になると「所得税」と「住民税」を支払う必要があります。

リゾートバイトの所得税は自動で天引きされる
所得税とは、収入から所得控除を引いた金額に対して、一定の税率で課される税金です。
上に添付した「 アルファリゾート
」の給料明細をご覧ください。画像にも記載してあるように、所得税は派遣会社が自動で天引きして支払ってくれるので払い忘れの心配は入りません。
収入が多ければ多いほど所得税は高くなります。ちなみに、月32万円稼いだ時は10,140円の所得税が自動で天引きされました。
月収10万円(年収120万円)の所得税はいくら?
リゾートバイトで月収10万円(年収120万円)稼いだ場合、翌年に支払う所得税は「約1,450円」になります。
リゾートバイトの住民税は自分で支払う
住民税とは都道府県や市区町村がおこなう行政サービスを維持するために必要な経費を分担して支払う税金です。
毎年6月になると住民票のある住所に下記のような納付書が届きます。この納付書を使ってコンビニや郵便局、銀行でお金を払います。
住民税は4回に分けて支払う
住民税の納付期限は、6月、8月、10月、翌年1月の4回。
納付書は6月に4枚まとめて送られてくるので、「4回に分けて納付するのは面倒!」という方は、6月に一括で1年分を納めることもできます。
銀行口座振替にすると便利
リゾートバイトで日本全国を飛び回りたい人の中には、実家(自宅)に戻って納付書から納めるのが面倒な人もいるでしょう。そんな方は、銀行口座振替を利用しましょう。
銀行口座振替にすれば、自動的に4回の納付期日に指定の口座から引き落としてくれます。
ご希望の金融機関等の窓口でお申込みください。届出用紙は市内の金融機関等の窓口にあります。
月収10万円(年収120万円)の住民税はいくら?
リゾートバイトで月収10万円(年収120万円)稼いだ場合、翌年に支払う住民税は「約7,464円」になります。
ただし、お住まいの市町村によって税率が多少異なるので、あくまで目安に留めておきましょう。
給料から天引きされないからお金は残そう
住民税は所得税とは違い翌年に自分でお金を払う必要があります。そのため、税金分のお金を予め残しておきましょう。
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