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ニートはリゾートバイトをしないほうがいい5つの理由

ニートはリゾートバイトをしない方がいい理由

タクト
ニートや引きこもりの人にとっては、就活や一人暮らしをするのが億劫な人も多いのではないでしょうか?

そのような人にとってリゾートバイトは「就活の様にハードルが高くないし、住まいも無料で確保できる」と魅力的に思いますよね。でも、実はニート・引きこもりがリゾバで社会復帰を試みるのは、リスクが高い手段なのです。

そこでこの記事では「なぜニートや引きこもりにリゾバをオススメしないのか」その理由をじっくりと解説していきます。

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ニートはリゾートバイトをしないほうがいい5つの理由

1.根本的な脱ニートには繋がらない

脱ニート

ニートや引きこもりの人がリゾバへ行く理由って「社会復帰のため」であることが多いんですよね。

  • でも、実際にリゾバへ行ったことで「現実的な社会復帰」を達成したことになるのでしょうか?

リゾバはあくまでも「期間限定のアルバイト」の概念で成り立っています。

場所によっては社員登用で継続的に働くことができる求人もありますが、基本的にリゾバ期間が満了すれば「元々あった生活に戻る」というのがスタンダードな流れです。

つまりリゾバが終われば「ニートや引きこもりの生活がある場所へ戻ることになる」ということになり、社会復帰目指す人たちに沿ったものではないと言えます。

2.いきなりの精神的・体力的負担が大きい

きつい

リゾートバイトは通常のアルバイトと大きく違う点があります。それは「労働日数や労働時間がフルタイム以上」であることです。

リゾートバイトの求人は、繁忙期に募集があり「家賃や光熱費が無料になる代わりにしっかり働いてもらう」雇用をしています。

つまり、ずっと家で過ごしていた人が突然「週休1日」「1日10時間以上勤務」の生活を始めるのは、かなり負担が大きい内容ということですね。

さらに、ニートや引きこもりになっている人の中には、鬱病など精神的な原因の場合もあり、状況を悪化させることにも繋がります。

3.初期費用で親に頼ることになる

親

家賃や光熱費がかからないリゾバは魅力的ですが…初期費用に関しては、通常のアルバイトや就活と比べて出費が大きくなります。

初期費用としてかかってくる内容例は以下の通り。

  • 生活用品(シャンプーや洗剤、バスタオルなど)
  • その他、身の回りの必需品(wifiレンタルなど)
  • リゾバ先までの交通費(支給がある場合も後払いなので、立て替えが必要)

ニートや引きこもりの場合「貯金がない状況」の人がほとんどなので、リゾバへ行くためには金銭的にも親に手伝ってもらわなければいけません。

それならば、家から通える距離でアルバイトを始めた方がいいですよね。

4.税金対策が面倒

税金

リゾートバイトは労働日数や労働時間がフルタイム以上、つまり毎月のお給料は高額になることが期待されます!

高額のお給料が貰えるのはメリットではありますが、それが故に後々の生活で「扶養控除」が受けられなくなる人もいます。

親の扶養から外れたくない人は、下の記事をご覧ください。

5.リゾートバイトに夢見がち

夢

リゾバは働くことがメインの生活になるので、そこで「どう踏ん張れるか」がリゾバ生活を有意義にできるかどうかに繋がります。

でもニートや引きこもりがリゾバへ行く理由は、一般的な生活からリゾバへ行く人と比べて「現実的な目標がない」ことが多く、踏ん張れる原動力に欠けることも…

例えば「スキルアップしたい」「絶対100万円貯めて帰るんだ!」という目標がある人たちにとっては、働き詰めのリゾバ生活も有意義なものにすることができますからね。

リゾバ生活が楽しくキラキラしたものになるかは、本人の考え方や動き方次第。「こんなはずじゃなかった…」とならないような目標があることが重要です。

それでもニートがリゾートバイトをするなら裏方業務をやるべき

クリーニング

リゾバの中でほぼ唯一「労働時間の融通が効きやすい」のが裏方業務です。

裏方業務は客室や館内の清掃、布団敷き、宴会場の設営・片付けなどを行う、マイペースな仕事。

各業務をそれぞれのスタッフに分けて行うので、バタバタとする印象は少なく「一人でコツコツこなしていく」業務内容です。

「いつやってもOKな業務」を任されるので、シフトや労働時間を要望に合わせてコントロールしてもらえます。

最悪途中で辞めてもOK

言ってしまえば「未経験でもできる=誰でもできてしまう」仕事である裏方の求人。途中で「辞めたい」と伝えてもスムーズに事を進めることができる職種でもあります。

特に引きこもりが原因でニートをしている方にとっては、精神的負担をかけ過ぎると取り返しのつかない事態になることもありますよね。

「ストレスなくストップがかけれる環境を自ら選んでおく」ことは、重要なポイントかもしれませんよ。

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まとめ

ニートや引きこもりにとって「社会復帰≠リゾートバイト」という認識をまずは持つところから始めましょう。

リゾートバイトはあくまでも「現実逃避をしながら生活ができる」手段です。

逆に「今の引きこもり生活が精神的に苦しい…」という状況なのであれば、その気晴らしも兼ねて3週間程度リゾバをしてみるのは良いのかもしれません。

ただし、いきなりがっつり働くことになる仕事は避け、裏方業務の求人から選ぶ様にしましょう。

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